2020年1月31日に英国が欧州連合(EU)から離脱しました。EU加盟国でなくなった英国は、2020年末まで「移行期間」に入ります。これまでに例のないこの「移行期間」に渡英を計画されている方も多いのではないでしょうか。注意点に加えて、英国を旅行する際に抑えておきたい場所などを交えてご紹介します。
Brexit移行期間のビザは?
渡航する際にまず頭に浮かぶのはビザなのではないでしょうか。日本のパスポートがいくら最強だと言われていても、やはり心配なところですよね。基本的に、「移行期間」の間も観光目的であれば六か月までの有効なパスポートだけでイギリスに入国でき、ビザは必要ありません(参照:ここをクリック)。では、日本からではなく、EU加盟国からの入国はどうなのでしょうか。以前から、EU加盟国に一度入国してもパスポート確認はありましたが、引き続きフランスやスペインなどEU加盟国を観光してから英国に入国する場合、改めてパスポートを提示し入国審査を受けることになります。
英国に行く際に必ず訪れたい場所
「移行期間」とはいえ、観光目的のビザ条件はこれまで通りですので、気軽に旅行を計画できますね。そこで、英国への旅行の際に是非とも訪れたい場所ベスト3をお教えします。
①バッキンガム宮殿
イギリス王室の宮殿、エリザベス女王の邸宅でもあるバッキンガム宮殿。ロンドン市内にあるこの宮殿は、英国を象徴する場所ですね。その建築の素晴らしさもさることながら、外周護衛を務める近衛兵交代の儀式も必見です。
②ビッグ・ベン(エリザベス・タワー)
もしかすると、英国というとバッキンガム宮殿よりもビッグ・ベンをイメージする方の方が多いかもしれません。ロンドンにあるウェストミンスター宮殿に付属する、ロンドンっ子に親しまれている時計台時計台です。夜のビッグ・ベンもひと際美しいので、時間を変えて訪れてみるのもいいかもしれません。
③大英博物館
世界中の美術品、書籍など約800万点が収蔵されている世界最大の博物館の一つです。館内はとても広く見どころも盛りだくさんなので、ここでたっぷり一日過ごすのもいいですね。入館料が無料なのもお財布に優しい観光スポットです。
観光のベストシーズンは?
英国は北海道より北に位置していますので、冬は当然寒く、また、日が出ている時間が短いこともあり、薄暗い天候であまりおすすめできません。春と秋も天気が変わりやすいので、ベストシーズンは最も日が長くなる6月からの夏の間です。気温が30度を超える日もありますが、日本の夏と違い、湿度が低く過ごしやすいです。
ロンドンで買い物を楽しみましょう!
観光もいいですが、ショッピングも旅先での楽しみの一つですよね。お買い物でおすすめの場所をいくつかご紹介しますので、参考になさってください。
①オックスフォードストリート
英国をおとずれる外国人のほとんどが買い物に来るショッピングストリートです。デパートやブランドショップ、レストラン、カフェなどが集まっており、ここに来れば自分のものからバラマキ用のお土産までなんでも揃うので、買い物はここでまとめてという旅行者も多いようです。
②Harrods(ハロッズ)
イギリスを代表する老舗デパートです。イギリスらしい重厚な佇まいも美しく、また、ハロッズのロゴが入ったテディベア「ハロッズ・ベア」のグッズも大人気です。
③バラ・マーケット
デパートやおしゃれなストリートよりも、食べ物に興味のある方におすすめの場所です。国民食であるフィッシュアンドチップスやミートパイの食べ歩きができるのも魅力的ですね。